トイプードルの巻き毛を美しくするブラッシング
日常
トイプードルのブラッシングには、ちょっとしたテクニックが必要です。
ここではそのテクニックをご紹介します。
ブラッシング前のプーちゃんです。
トイプードルの毛は、細かくカールしています。
羊のようにモコモコとした毛並みは、
トイプードルのチャームポイントのひとつですね。
しかしカールしているからこそ絡まりやすく、
放置していると耳や脇などに毛玉ができてしまいます。
それを防ぐためには、スリッカーブラシでこまめにブラッシングをすることが大事です。
スリッカーブラシとは、細い針金で作られたブラシです。
ポリプロピレンなどのブラシと比べると硬いので、トイプードルの巻き毛の中にも、
先端がスムーズに入っていきます。
これを皮膚に刺さらない程度に入れて、毛の流れに沿って細かく梳いていくのです。
皮膚を傷つけると、その痛みでブラッシングが嫌いな子になってしまうこともあるので、
慎重に優しく梳いてあげてください。
また、毛玉があると引っかかり、毛を引っ張ることになるので、
それにも気をつける必要があります。
毛玉は、スリッカーブラシの先端でほぐすと元の毛に戻ることもありますが、
難しい場合はカットしましょう。
一通りブラッシングが終わり、毛玉がないことを確認したら、
今度は毛の流れとは逆方向にブラッシングをします。
これにより巻き毛は、一層ふんわりと盛り上がります。
そして、最後にコームで毛並みを整えれば完了です。
ブラッシング後のプーちゃんです。
こういったブラッシングで、トイプードルはますますチャーミングになります。
ブラッシングが好きな子になれば、
良いコミュニケーションにもなり一石二鳥ですよ。