トイプードルに元気でいてもらうために!予防接種の基礎知識
トイプードルの健康維持には欠かせない予防接種。
具体的に、いつ何の注射をすれば良いのでしょうか?
愛嬌があり、小柄な体ですり寄ってくるトイプードル。
我が子や孫のように大事にしている人は、たくさんいます。
そんなトイプードルが病気になってしまったら…。
しかもそれが、防ぐことのできるものだったとしたら…。
悔やんでも悔やみきれませんよね。
こんな後悔を回避するためにも、
愛するトイプードルに余計な苦しみを与えないためにも、予防接種は不可欠です。
必要な予防接種は、トイプードルの年齢によって異なっています。
特に重要とされているのは、0歳の予防接種です。
生後まもなくは母犬からもらった免疫力で守られているのですが、
45日目頃からそれが失われていきます。
そのため、2種混合や5種混合や8種混合と呼ばれている
予防接種をすることが大事です。
2種混合=犬ジステンバー、犬パルボウイルスを予防
5種混合=2種に加え、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型、犬パラインフルエンザ
ウイルスを予防
8種混合=5種に加え、犬コロナウイルス、犬レプトスピラ病(2種)を予防
しかしそれだけでは不十分ということもあるので、
生後90日頃に再度予防接種をします。
その後、念のために生後120日頃に3回目の予防接種をする飼い主さんもいます。
成犬になると、これらの予防接種は基本的に1~3年に1回になります。
任意ですので基本的には飼い主さんの判断での接種となります。
ただしこれら以外に、年に1回の狂犬病の予防接種が必要です。
これは義務なので、必ず毎年受けましょう。
このようにトイプードルの予防接種には、複数の種類があります。
やや複雑なのですが、これがトイプードルの寿命を左右することもあります。
長く元気でいてもらうために、ぜひ予防接種を利用して、
健康管理をしてあげてください。